TOPIC No.2-20h スターフライヤー

-福岡県北九州市に本拠の新規航空会社-
01. スターフライヤー(Star Flyer)
02. 航空運送事業の許可について((株)スターフライヤー)平成18年01月12日
03. 北九州と羽田をシャトル便で結ぶ“九州の新しい翼” 06年3月就航、スターフライヤー(2005年09月13日) byAll About
04. スターフライヤー byフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
05. スターフライヤー的ビジネスモデル。その2 by FLY! 飛行機インサイト
06. 新北九州空港開港 byYAHOO! NEWS


スターフライヤー、羽田〜関空4往復枠獲得…9月参入

2007年07月14日 読売新聞 Yomiuri On-Line

 スターフライヤー(北九州市)は13日、羽田〜関西国際空港路線の開設に向け、国土交通省から羽田空港の発着枠の使用許可を受けたと発表した。9月14日をめどに1日4往復で同路線に参入する方針だ。スター社は昨年3月、A320型機を3機使って羽田〜北九州に就航し、現在は1日11往復運航。今春には4号機を調達し、2路線目となる羽田〜関空への就航方針を表明していた。

 羽田〜関空には全日本空輸と日本航空が1日計15往復運航している。スター社は今年度、羽田〜関空で65%の搭乗率を見込み、1日5往復への拡充も検討する。旅客の多い路線を運航することで知名度向上にもつなげたい考えだ。

 スター社は首都圏客の利用低迷などから、就航初年度の2006年度で約21億円の経常赤字となった。07年度も約8億円の経常赤字が避けられない見通しだが、羽田〜関空への参入で4号機を早期に有効活用し、年度後半以降の黒字基調の確保を目指す。

新北九州空港に初着陸 3月就航の民間機

2006/02/08 The Sankei Shimbun

 3月16日に開港する新北九州空港に、新規航空会社スターフライヤーのエアバス機が8日、初着陸した。国土交通省の検査機が昨年11月末から離着陸しているが、民間機では初めて。

 羽田空港を飛び立ったエアバスA320は午後0時46分、横風を受けながら新北九州空港に着陸。マーシャラー(誘導係)に導かれて駐機場に停止した。

 同社の川崎正志常務は「横風はきつかったが、良い条件で降りられてほっとした。今後、実証飛行を重ねて安全性を確認したい」と話した。

 今回の飛行はパイロットに離着陸を習熟させるほか、駐機場での機体停止位置、ボーディングブリッジの接続、航空機けん引作業などを確認するのが目的。

 スターフライヤーは開港日から羽田―新北九州間に定期便を1日12往復就航させる。(共同)

足元ゆったり、全席にテレビ〜スターフライヤーが機内公開

2006年01月17日 読売新聞 Yomiuri On-Line

 3月16日開港する新北九州空港を拠点に運航する新規航空会社スターフライヤー(北九州市)は16日、羽田空港で機内を初公開した。座席は革張りで、前の座席との間隔は他社の通常座席より12〜15センチ広く、足を組んだりしてくつろぎやすくなっている。

 同社はエアバス社製の「A320」を使い、新北九州〜羽田間で1日12往復する。

 利用が多いビジネスマンの需要に応えるため、離着陸時以外にパソコンが利用できるよう全座席に電源を備えた。タッチパネル式の液晶テレビも全座席にあり、高級感と快適性をセールスポイントにしている。

 この日は客室乗務員の制服も発表。機体と同じ黒を基調としたパンツスタイルで、「機能性を重視したデザインにした」という。

新北九州空港、スターフライヤー初便5分で完売

2006/01/17 NIKKEI NET

 3月16日に開港する新北九州空港と羽田空港間に就航する新規航空会社、スターフライヤー(北九州市、堀高明社長)は16日、航空券の予約販売を始めた。第1便は上下便とも午前9時半の販売開始後、わずか5分間で完売。その後、第2便の上下便とも売り切れるなどまずまずの出足となった。

 スター社は同路線で小型旅客機A320を3機使い、1日12往復する予定。午後9時時点で3月16日分の座席数2592席のうち、約7割の1800席程度を販売した。

 堀社長は同日、東京都内のホテルでプレゼンテーションを実施。早朝や深夜の便を飛ばすためビジネスに便利な点や、大手より2割程度安い運賃ながらシート間隔を91センチメートルと広めにとった点などをアピール。客室乗務員の制服も初めて公開した。

 堀社長は「来年後半には1機増やし北九州―東京間を3―4便追加したい」と話し、上海・ソウル便の就航にも意欲を示した。

新北九州空港:初日チケット販売 スター社「予想以上の出足」/福岡

2006年01月17日 livedoorニュース(毎日新聞〔北九州版〕)

 ◇認知度高められるかカギ

 新北九州空港の開港まで2カ月となった16日、JR小倉駅では新空港のPRイベントがあり、初日便チケットの予約・販売も始まった。新規参入のスターフライヤーへの関心の高さが目立ち、「初日としては予想以上」(同社営業担当)と順調な滑り出しとなった。ただ、PR不足を指摘する声もあり、初フライトまでどれだけ認知度を高められるかが今後のカギになりそうだ。

 小倉駅ではほぼ終日、開港2カ月前記念イベントが行われた。スター社は、5人の客室乗務員が本革張りのシートや9800円という価格(就航記念運賃)の安さを強調。「北九州の人に愛される航空会社を目指します」などと抱負を述べた。

 日本航空グループも、羽田路線(JAL)▽名古屋路線(小牧・ジェイエア)▽那覇路線(日本トランスオーシャン航空)――の3社の乗務員が登場。観光などで北九州からのアクセスが格段に広がる利点をアピールした。

 パンフレットを手に取っていた八幡西区の会社員男性(50)は「(24時間で390円の)駐車場が安いのが魅力。黒崎駅からも便利で、ありがたい」。北九州商工会議所の重渕雅敏会頭は会見で「21時間運用という利点を生かして、貨物便の利用も増える。北九州の経済発展の大きなきっかけに」と期待を込めて述べた。

 スター社によれば、就航記念特別運賃の人気は高く、飛び石連休(18、19、21日)を中心に126便のうち80便が完売した。「3月は春休みと異動時期でもともと需要は高いが、考えていた以上の出足だ」と話す。

 一方、JAL側は午前の2便はビジネス客の需要があるものの、スター社との価格差が影響してか予約の伸びはいまひとつ。むしろ、観光客に人気のある名古屋や沖縄など新規路線が好調だ。JALセールス山口・北九州支店は「羽田路線にしても就航記念運賃を除けば、料金設定は1000円高いだけ。マイレージなどの総合力で十分対抗できる」と言う。

 JTB北九州支店は「スター社の予約は15件ぐらいで、意外と少なかった。新規参入で仕方ない面はあるが、やはりPR不足。チケットの売り方がなかなか決まらず、代理店側として静観せざるを得ない面もあった。まだこれから、でしょう」と冷静に話した。【千代崎聖史、石戸久代】

[スターフライヤー]都内で機内の説明会 PC用電源も装備

2006年01月16日 livedoorニュース(毎日新聞 )

 3月16日に開港予定の新北九州空港と羽田空港を結ぶ路線に就航するスターフライヤーは16日、同日から航空券予約発売を開始したことに合わせて、機内の説明会を東京都内で開いた。機内は「快適な空間を作り出す」としている。シートは全席黒の本革張りで落ち着いた雰囲気にした。座席にはパソコン用電源も装備した。

客室乗務員はパンツスーツ スター社、機内も披露

2006年01月16日 livedoorニュース(共同通信 )

 3月16日開港予定の新北九州空港と羽田空港の間に定期便を就航する新規航空会社スターフライヤー(北九州市)は16日、客室乗務員の制服や使用するエアバスA320の内装を披露した。

 制服は客室乗務員、パイロットとも同社のイメージカラーの黒と白を基調にしたシックなデザイン。動きやすさと独自性を出すため、女性客室乗務員の制服もスカートではなくパンツスーツにした。

 機内の内装も黒と白で統一。通常170席の座席を144席に抑え、座席間隔を他社よりも12−15センチ広くしたほか、黒の本革シートを採用するなど高級感を演出している。

スターフライヤー 航空運送事業許可

2006年01月13日 読売新聞 Yomiuri On-Line

 新規航空会社のスターフライヤー(本社・北九州市)は12日、同日付で国土交通省から航空運送事業の許可を受けたと発表した。3月16日に開港する新北九州空港―羽田空港路線に1日12往復を運航する。羽田空港に乗り入れる新規航空会社は4社目となる。ビジネス需要を取り込むため、羽田行きの始発は午前5時30分、羽田からの最終便は午後11時50分とした。

新規航空会社「スターフライヤー」に事業認可

2006年01月12日 asahi.com

 国土交通省は12日、新規航空会社「スターフライヤー」(本社・北九州市)に航空運送事業への参入を許可した。同社は、羽田空港と3月16日開港の新北九州空港とを結ぶ路線で、早朝深夜を含め12往復させる。羽田発の始発便が午前6時5分で、最終便の羽田着は深夜0時55分。羽田空港を使う国内定期便としては、同社便が最も早く出発し、最も遅く到着する。ビジネス客を中心に平均搭乗率6割を目指している。

 大人普通運賃は片道2万5800円。使用する航空機内は、座席間隔が広めの本革シートで、液晶画面とパソコン用電源が装備されている。

 先行する新規航空会社は大手との競争で苦戦する例が続いた。スター社は、就航当初から旅客機3機を保有して1日12往復することで効率を高め、初年度から営業収支均衡を目指すという。堀高明社長は、「安全運航を第一に今までとは違う利便性、もてなしを提供していきたい」と話した。

 同社は、全日本空輸と訓練支援や営業端末の共通化などで業務提携している。

スターフライヤー、北九州―羽田間片道2万5800円

2005/12/23 NIKKEI NET

 2006年3月開港の新北九州空港を拠点とする新規航空会社のスターフライヤー(北九州市、堀高明社長)は22日、運賃と運航ダイヤを決めたと発表した。北九州―羽田間の片道の大人普通運賃は大手より2割程度安い2万5800円(通常期)。中心となる割引価格は1万9600円に設定した。60%の搭乗率を確保できれば初年度から数億円の黒字経営になるとしている。

 国土交通省の認可を経て適用する。往復割引は設定しない。航空券には4月以降これに空港使用料(大人100円、小人50円)を上乗せする。開港日の3月16日から同月末までは就航記念運賃として片道9800円(座席数に制限あり)を適用する。予約は1月16日から受け付ける予定。

 ダイヤは開港日から22日まではまず1日9便で運航し、その後、原則12便にする。北九州発の最も早い便は午前5時30分(3月23日から)で、最も遅い便は午後11時30分。羽田発の最も早い便は午前6時5分で最も遅い便は午後11時50分。

スターフライヤーの1号機、羽田に到着

2005/12/16 NIKKEI NET

 新規航空会社スターフライヤー(北九州市、堀高明社長)の1号機となるエアバスA320型機が15日、仏トゥールーズから羽田空港に到着した。航空機としては珍しい白黒のモノトーンの機体で、座席数は144席。2006年3月に開港する新北九州空港を拠点とし、北九州―羽田間を飛ぶ。

 スターフライヤーは当初合計3機で1日12往復する計画。2号機は来年1月、3号機は2月に到着予定。機体はGEキャピタル・アビエーション・サービシズ社とリース契約している。スター社は次の段階として1日15往復を計画しており、実現に向け4号機導入の検討に入ったことを明らかにした。

スターフライヤー 深夜最終便繰り上げ 予約システム 日付またげず

2005/12/07 西日本新聞

 来年三月に開港する新北九州空港と羽田空港間に定期便を就航する新規航空会社のスターフライヤー(北九州市)は六日、深夜の最終便について、当初予定よりも出発時刻を十五―三十分繰り上げる方針を明らかにした。予約システムの都合や、羽田空港の夜間工事などの影響を受けるため。ダイヤや運賃は今月中に国土交通省に申請する。

 スター社が新たに計画する最終便は、新北九州発が午後十一時半(羽田着は午前一時五分)、羽田発が午後十一時四十五分(新北九州着が午前一時二十分)。当初は、新北九州と羽田をそれぞれ午前零時に出発し、午前一時三十五分に到着するダイヤを予定していた。

 スター社によると、業務提携している全日空の予約システムでは、午前零時を過ぎると翌日付の扱いになることから「システムをそのまま使うには当日中に出発しなければならない」という。

 また、羽田空港では夜間に改良工事が続き、二〇〇九年度完成の再拡張工事も予定されている。このため、羽田着の時刻を繰り上げる必要が出てきた、としている。

 早朝便についても「東京からの早朝の需要は少ない」として、羽田発を午前六時五分(新北九州着が午前七時四十分)と、当初よりも三十五分繰り下げる。新北九州発は計画通り午前五時半。

 日中のダイヤは、羽田空港を利用している航空会社間で協議を重ねており、今月中旬までに確定させる。

 スター社は新北九州―羽田間を一日十二往復する。来年一月中旬には、大手テレマーケティング会社のもしもしホットライン(東京)に業務委託し、北九州市内に予約センターも開設する。

スターフライヤーが参入 新規航空、3年半ぶり

2005/09/07 The Sankei Shimbun

 定期航空事業への新規参入を目指しているスターフライヤー(北九州市、堀高明社長)は7日、国土交通省に航空運送事業許可を申請した。来年3月16日の新北九州空港開港に合わせ、羽田―新北九州線に1日12往復を就航する計画だ。

 2006年度は売り上げ120億円を見込み、初年度からの営業黒字を目指す。大人普通運賃は大手の3万円強に対し2万円強を予定、60%の搭乗率を確保する。国土交通省は申請を受理し、約4カ月かけて運航体制などをチェックする。

 ドル箱の羽田線を持つ新規航空会社の参入は02年のスカイネットアジア航空(宮崎市)以来、約3年半ぶり。会見した堀社長は「北九州地区はこれまで空港事情が悪かったため顧客が福岡空港や新幹線に流れていた。最上級のサービスで一度乗ったら次も選んでもらえる航空会社になりたい」と抱負を語った。

 産業集積地である北九州の立地を考慮し、ビジネス客を多く見込む。羽田、新北九州空港とも午前5時半発、7時5分着から運航を始め、最終便は午前0時発、1時35分着と「24時間都市型シャトルエアライン」を目指す。

 航空機はエアバスA320型を3機保有、座席を革張りにし、シートの前後間隔を他社より約14センチ広くし、特色を出す。

 九州電力やJR九州、福岡銀行など福岡財界を引受先とした約21億円の増資も併せて発表。資本金の合計は約39億円になった。(共同)

松井龍哉:And Beyond〈移動のイノベーション〉展2005/08/19 - 2005/08/29


「Posy」の松井龍哉氏、エアラインをデザイン

2005/05/17 ITmedia +D LifeStyle/渡邊宏

航空会社のスターフライヤーは「Posy」「PINO」などのデザインを手がけた松井龍哉氏との提携を発表した。松井氏は航空機の外装をはじめ、業務全般についてもトータルなデザインを施す。

 航空会社のスターフライヤーは5月17日、「Posy」「PINO」などのデザインを手がけたフラワー・ロボティクスの松井龍哉氏および、松井氏と協力関係にあるSGIとの提携を発表した。航空機の外内装デザインをはじめ、同社が手がける航空業務すべてにおいて、トータルなデザインに関する協力関係を進めていく。

 スターフライヤーは、2006年3月16日に開港が予定されている新北九州空港(福岡県北九州市)を拠点に、新規就航を開始する航空会社。当面は新北九州-羽田間を1日12便運行する予定だが、将来的には上海、広州、ソウルへの近距離国際線も視野に入れている。

 同社代表取締役社長の堀高明氏は「もっと便利、もっと快適、もっと優しく、もっと挑戦」というスローガンを掲げ、「感動のある航空会社を目指す」と同社の理念を語る。その理念を実現するために招かれたのが、デザイナーの松井龍哉氏だ。

 松井氏はアートディレクションを担当し、プロジェクト全体のプロデュースは北九州イノベーションギャラリー(仮称)総合ディレクターの桂英史氏と北九州市企画政策課、プロジェクト管理は日本SGI、各種制作はフラワー・ロボティスクが担当する。松井氏の起用について桂氏は「視覚化、概念化、抽象化、組織化という4つの資質を備えた人物として松井氏を選んだ」と理由を説明する。

 松井氏が手がけるのは機体デザインだけではなく、会社案内やスターフライヤーのWebサイト構築などのブランディングから、チケットセンターやラウンジのデザイン、スタッフがどのような対応・接客を心がけるべきかのホスピタリティ、果ては社内で使われる文房具や名刺まで非常に幅広い。

 松井氏が提示したコンセプトは「Mother Comet」(母なる彗星)。彗星のように、搭乗者が輝きながら目的地に向かっていくさまをモチーフに選んだという。実際のデザインについては「広大な宇宙」と「21世紀のモダンエアライン」というイメージから選ばれた「黒」を基調のコーポレートカラーとして展開していく。また、“Mother”という文字が示すよう安らぎを重視し、エコノミークラスのシートにも人間工学を考慮したレザーシートが採用されるほか、全席に液晶TVが用意される。

 「デザインするのは航空機の外装や内装だけではありません。スターフライヤーのビジョンを理解し、再構築し、表現することが“デザイン”。ハードのデザイン、ソフトのデザイン、ブランドのデザインはもちろん、ホスピタリティを含めたトータルデザインを手がけます」(松井氏)

 松井氏と言えば、「Posy」や「PINO」といったロボットデザイナーとしても有名。チケットセンターやラウンジには接客ロボットが配置されたりするのだろうか?

 「まずはブランドイメージを損なわないようにしたいのですが、スターフライヤーならではというプロダクツを独自に制作することもあるかもしれません。ただ、PINOをチケットセンターにおくという話は今のところ出ていません(笑)」

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